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【藤井裕久氏の官界・政界57年】参院を「地方代表」の府に

首相の改憲、アベノミクスを批判

 大蔵省の官僚から自民、新生、新進、自由、民主各党の国会議員として財務相などを歴任、官界と政界で長年にわたって活躍した藤井裕久氏に、憲政史上最長を記録した安倍政権に対する評価や、2020年の国内政治の展望などについて聞いた。

(「地方行政」編集長・日高 広樹)

  ◇  ◇

 -政界引退後はどのように活動しているか。

 いろいろなところから取材の依頼や講演の依頼がある。我々の経験から、今の人に平和のありがたさをぜひ知ってもらいたいと講演している。

 私の師匠の田中角栄さん(元首相)は「戦争を知っているやつが生きている限り日本は安全だ。そういう人がいなくなった時が一番怖い、だから生きている人間が教えてやらなければ駄目だ」と言っていた。

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