都道府県別の魅力度ランキングで最下位に沈む茨城県。県の「公式アナウンサー」との肩書を持つ「茨ひより」さんが茨城の本当の魅力を知ってもらおうと、インターネットテレビやイベントでのPRを重ねるにつれて、彼女のファンが増えている。
といっても実在の人物ではなく、Vチューバー(バーチャルユーチューバー)と呼ばれるCGキャラクター。地方自治体として初めての公認Vチューバーだ。
ひよりは多忙な日々を過ごしているが、スケジュールの合間をぬって記者の取材に応じた。モニターに映し出された本人と記者が言葉を交わす形でインタビューした。
(水戸支局・木元 大翔)
◇ ◇
―日ごろ、どんな仕事をしていますか。
茨城県のインターネット動画サイト「いばキラTV」のアナウンサーをしています。動画の企画を考えたり、取材に出掛けたり、スタジオで動画の収録に参加したりしています。
―注目を浴びていますが、どう受け止めていますか。
私の仕事は茨城の魅力を発信することなので、たくさん注目してもらって、自分のことや県のことを知ってもらいたいと思っています。
―意識しているVチューバーはいますか。
パイオニアとして、その影響力の強さに憧れているのは「キズナアイ」さん。今まで、一緒にコラボさせていただいた「東雲めぐ」ちゃん、「燦鳥ノム」さん、「カフェ野ゾンビ子」さん、「癒月ちょこ」さんなどなど、もっといろんなVチューバーさんとつながっていけたらと思います。それから、海外のVチューバーさんとも交流ができたらいいなと思っています。
―では、最後に自己PRをお願いします。
皆さん、おばらき~。茨ひよりです。昨年8月から、いばキラTVのアナウンサーとして、茨城の魅力を紹介する仕事をしています。私のこと、「もう知ってるよ~」という人がいたら、とてもうれしいです。
◇ ◇
「おはよう」と「いばらき」を合わせたお決まりの造語を交えながらのインタビューは約5分間。この後、次のスケジュールである動画の生放送に臨んだ。
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