3月下旬、名古屋某所が異様な熱気に包まれた。アニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき」の放送開始を目前に、地元で行われた先行上映会&戸松遥トークショー。露骨な名古屋弁を操る主人公の女子高生、八十亀最中(やとがめ・もなか)を演じる愛知県出身の声優、戸松遥さんらによる地元ネタのマシンガントークに、会場は最高潮の盛り上がりを見せた。
開始前、イベント入り口には着ぐるみの「おおきい八十亀ちゃん」が登場。来場者から「かわいい!」と声が上がり、記念撮影する人も。
開始早々、「つかみ」をしっかり務めたのが、アニメの広報大使を務める地元アイドル「TEAM SHACHI」。作品おさらいコーナーを担当し、メンバーの1人がネコを演じたことを明かすなど、新情報も交えて期待を高めていく。
第1話の八十亀ちゃん、ぶすっとした顔の後の第一声は「名古屋県じゃにゃーって言うとるがね!!」。動きだした八十亀ちゃんのかわいさは原作漫画に勝るとも劣らない。2話には岐阜県出身、只草舞(ただくさ・まい)ちゃんも登場し…。どんな展開になるかは放送で。
続くトークイベントでは戸松さん、原作者の漫画家・安藤正基氏、担当編集者のアダチさん(岐阜県出身)による地元ネタがさく裂した。一部を紹介すると…。
戸松さん 八十亀ちゃんはめちゃめちゃなまっていて、新しい声優人生の扉を開きました。「本当の戸松遥」みたいな(笑)。他の現場でなまりが出たらしくて、「実家帰った?」って聞かれて。
安藤氏 第一声を聞いた瞬間、「八十亀ちゃんだ」ってびっくりしました。
担当編集アダチさん (印象が違っていたら指摘しようとして)戦いに行くみたいな顔していた安藤さんに「何かありますか」って聞いたら、小さく「ない…です」って(笑)。
戸松さん 出てる人やスタッフ全員が東海3県出身ではないので、違う県の人からは「あるあるネタなの?」って聞かれ、すごい張り切って教えるというか。
安藤氏 市来(光弘=東京出身の陣界斗くん役の声優)さんがポカンとしていて、リアル「陣くん」でした。
戸松さん 愛知出身で良かったねって私の親戚も期待していて。あ、「肉の戸松」(会場近くにある有名な精肉店)って親戚じゃないです(会場爆笑)。
この後も「とまつ」のイントネーションをめぐって大盛り上がりとなっていった。他にも「しるこサンド」「カニチップ」「つけてみそかけてみそ」や「コメダ珈琲」のシロノワールなど名古屋人の愛する食べ物、名駅(名古屋駅)の変貌ぶりなど地元の話題がてんこ盛りで、昼の部、夜の部合わせて集まった約700人の参加者を楽しませた。
会場に用意されたグッズや原作コミックもまたたく間に完売。人気ぶりを証明した。
特集
コラム・連載