国立科学博物館(東京都台東区上野公園)で、特別展「大哺乳類展2-みんなの生き残り作戦」が6月16日まで開催中だ。剥製・骨格標本など500点以上の展示物を通して、哺乳類が自然界で生き残るために発達させてきた能力や、現在の姿形に至った経緯を紹介している。
見どころの一つは、体長約16メートルにもなるマッコウクジラの巨大模型。2005年7月に鹿児島県に漂着したオスの全身骨格を用いて、右半身を発泡スチロールなどで肉付けした実物大標本だ。
深海に潜り、ダイオウイカなど大型のイカを捕食するというマッコウクジラ。その生態について展示会の監修者である、国立科学博物館の田島木綿子研究主幹に話を聞いた。(時事ドットコム編集部)
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