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サッカー日本代表 森保一新監督会見

うれしいという気持ちは浮かばず

 《質疑応答》
 ―監督就任の話を聞いたのは、いつか。正式に就任が決まり、どんな思いか。

 就任が正式に決まったのは、きょうだ。そして私の意思確認というか、打診をいただいたのは、日にちは忘れたが、(20日に)技術委員会が終わり、その後に(技術委員長の)関塚さんから話をいただいた。しかしながら関塚さんから話をいただいた時には、多数の候補の中での意思確認かなということで、ずっと時を過ごしてきた。

 きょう田嶋会長から正式に話をいただき、即決で決めさせていただいた。それまでには一応、話はいただいていたので、自分の考え方をいろいろとまとめたり、相談しなければいけない家族や、私がいつも相談している方々に少し相談したりということはあった。

 気持ちとしては、本当に重責だなと。東京五輪の代表だけでも重責であると重々感じながら、これまでも過ごしてきたが、さらにA代表の監督も兼任すること、これは正直、自分でできるのかと思いながらやってきたが、この二つを兼ねることで日本サッカー界の発展につながるということ、そこは自分の中でも本当に大変な仕事だが、これは日本サッカー界の発展のためになるなと思った。

 そして先程も言ったが、自分一人だけでやるのであれば、これは本当に不可能だと思う。でも、ここにいるお二人をはじめ、日本サッカー界を支えてくださる方々の力を貸していただければ、必ず成し遂げられることだと思った。自分では、そう整理して話を受けさせていただいた。

 気持ちとして、うれしいとか、そういうのは正直、一切浮かばなかった。大変なことをやらなければいけない、でも覚悟を持ってやれば必ず成し遂げられる。いろいろな方と力を合わせてやっていけば、必ず成し遂げられる。そう自分の中で思い、話を受けさせていただいた。

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