サッカー日本代表の次期監督に、東京五輪代表監督の森保一氏(49)が就任することが決まった。森保氏の会見の主な内容は次の通り。
《冒頭発言》
A代表と五輪代表の二つを監督するのは本当に困難なことだと思う。1人でやるのであれば不可能だと思うが、日本サッカー界、日本代表を支えてくださる多くの方々の力を借りながらチームをつくっていけば、その不可能が可能に変わり、二つのチームを同時に見ていくことが大きな成果につながると思っている。
日本代表の監督をするに当たり、たくさんのことをしなければいけない。一つは日本代表の勝利のために、世代交代、年代間の融合を図るということ、日本代表だけではなくて日本のサッカー界全体の発展につながるように。そして、私も多くの先輩からバトンを受け継いできた。今私がやらなければいけない任務を全うして、少しでもいい形で次の日本代表、日本サッカー界、次の人へバトンタッチできるように今を全力で頑張っていきたい。
この二つの代表をやっていくには本当に覚悟が必要。日本代表が多くの方に支えられて活動できることを感謝しながら、覚悟と感謝の二つの気持ちを持って職責を全うしていきたい。日本サッカー界、日本代表を支えてくれているファン、サポーターの方々、国民の皆さん、応援してくださる方々の期待に応えられるように全力を尽くしていきたい。
少年時代からこうして日本代表の監督に就任するところまで、多くの指導者や関係者に指導・教育していただいた。高校を卒業してサッカー選手を目指そうという時は、日本のサッカー界はアマチュアの日本リーグだった。そこからJリーグが出来てプロという夢を見て、日本代表としてもプレーし、その後Jリーグで監督をし、その経験があったからこそ今のこの場所にいられると思っている。感謝したい。
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