―日々の仕事は。
国連軍の航空機や艦船の在日米軍基地の使用に当たっては詳細な計画とロジ、国連軍地位協定についての理解が必要となる。調整先は在日米軍、日本政府、同協定締結国の在京各国大使館など多岐にわたる。締結国の大使館の駐在武官が朝鮮国連軍連絡将校を兼ねており、連絡を取っている。各国の大使に後方司令部の役割と地位協定の重要性を説明することもある。航空機や艦船が日本を経由する際には適切に日本政府に通知している。
―後方司令部の体制は。
私のほかに、カナダ軍出身の副司令官、米軍出身の下士官らの計4人。休戦が破棄されれば 増加する国連軍の出入りに対処するため、増員される。
―現在の朝鮮半島情勢をどう見ているか。 状況は急激に変化しているが、外交努力は機能している。平和的な解決を望んでいる。米朝首脳会談についてはコメントする立場にない。 ―休戦時も国連軍が在日米軍基地を使用しているが。 派遣国は日本に入る際に必要なプロセスと手続きを熟知するとともに、地域の平和と安全に関与していることを顕示できる。
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