アメリカンフットボールの悪質タックル問題で、26日記者会見した関西学院大が、日大から受け取った再回答書に対する見解を示した文書は次の通り。
(※関学大に対する日大の再回答書全文はこちら。)
日本大学アメリカンフットボール部からの再回答および今後の対応について
【日本大学との第51回定期戦における日本大学選手による反則行為に関する件】
【前回5月17日の説明会以降の弊部としての経過】
・5月18日 日本大学アメリカンフットボール部(以下、「日大(部)」という。)の当該選手(以下、「日大DL」という。)およびご家族が来阪され、反則行為を受けた弊部選手(以下、「関学QB」という。)およびご家族、ならびに弊部ディレクターと面会し、直接謝罪がなされた。
・5月19日 西宮市内の施設において、日大(部)の加藤直人部長および内田正人監督から謝罪があった。内田監督からは辞任する意向であることが伝えられたが、行為に関する見解等(具体的な内容)は示されなかった。
同日、関東学生アメリカンフットボール連盟規律委員会による、本件に関する対応についての説明とヒアリングが実施された。
(同日、日大(部)・内田監督が報道機関に対し辞任表明)
・5月21日 QBおよびご家族が大阪府警に被害届を提出。同日父親がその旨を報道機関に対して説明。
・5月22日 日大DLが東京都内で報道機関対象に説明。
(・5月23日 日大(部)・内田監督および井上奨コーチが東京都内で報道機関対象に説明。)
・5月24日 日大(部)より加藤部長名で再回答書が届く。
【現時点での弊部見解】
これまでの事実経過および日大DL本人・代理人の会見、内田監督・井上コーチの会見の内容を合わせて勘案すると、再回答書の内容には多くの矛盾が存在し、真実とは到底認識できません。
前回の回答書と同様に、日大(部)はルールの範囲内でプレーすることを原則とし、相手に怪我を負わせる意図をもってプレーするような指示はしておらず、指導者の指示と学生の受け取り方に乖離があったとの主張がなされていますが、特に以下の点に強い疑念・疑問があります(前回も指摘している点を含みます)。
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