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日馬富士、引退会見

酒を飲んだからの事件ではない

 ―お酒を飲んだ時の性格について、自身でどう認識しているか。周りの人からは。
 日馬富士 私は今まで、酒を飲んで何かの事件を起こしたことはありません。それは自分がどうのこうのというより、他人が、一緒にいる人が評価してくれることなので。ただ、自信を持って言えるのは、お酒を飲んで人を傷つけたり暴れたり、酒癖が悪いと言われたことは今まで一度もないです。

 ―これから、どのようにお酒と向き合っていきたいというのはあるか。
 日馬富士 お酒を飲んだからこその事件じゃないので、これは。

 ―これまでも、このような指導をしたことがあったのか。
 日馬富士 今までこういう指導をしたことはありません。

 ―周りでこういった指導を目にしたことは。
 日馬富士 いや、ないです。相撲は土俵の上で、稽古場で教えていく。相撲道なので。

 ―本当は辞めたくないのではないか。悔いが残っているのでは。
 日馬富士 やはり横綱として、やってはいけないことをしてしまったので、横綱らしく責任を持って…。責任を持つのが横綱なので、今はこうしたいなとか、どうしたいなというものはないです。

 ―師匠は現役時代、学生時代から悪しき上下関係を特に好まない人だったと聞いている。その親方の下で、こういったモンゴルでの上下関係が問題となってしまった。どう見ているか。
 伊勢ケ浜親方 冒頭で述べたように、なぜこうなったかというのか、もう不思議でしょうがありません。もうそれ以上、言いようがないです。

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