2020年の東京五輪に向け、建設工事が進む新国立競技場(東京都新宿区)。28日で開幕まであと1000日となった。クレーンが林立し、スタンドの形状がはっきりしてきた=2017年10月26日撮影(時事通信ヘリコプターより)
2020年東京五輪の開幕まで、10月28日でちょうどあと1000日。夏季では1964年以来の自国開催となるスポーツの祭典に向け、ハードとソフト両面で準備が本格化してきた。
大会のメイン会場となる新国立競技場は、既にスタンド部分などの工事が始まった。19年11月末の完成を目指して工事を進めている。
大会組織委員会は国際オリンピック委員会(IOC)と大会経費の削減、日程調整などで密に協議を重ねながら、大会マスコットの選定や聖火リレーのルート検討などに着手。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕選手強化本部長は目標として「金メダル30個」を目安にし、各競技団体も外国人コーチ招聘(しょうへい)などの強化策を打ち出して底上げを図っている。(2017年10月29日配信)
▽日本の夏季五輪大会別メダル数(64年大会以降)
開催年 開催地 金 銀 銅 計
1964 東京 16 5 8 29
1968 メキシコ 11 7 7 25
1972 ミュンヘン 13 8 8 29
1976 モントリオール 9 6 10 25
1984 ロサンゼルス 10 8 14 32
1988 ソウル 4 3 7 14
1992 バルセロナ 3 8 11 22
1996 アトランタ 3 6 5 14
2000 シドニー 5 8 5 18
2004 アテネ 16 9 12 37
2008 北京 9 7 9 25
2012 ロンドン 7 14 17 38
2016 リオ 12 8 21 41
(注)リオはリオデジャネイロ
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