わくわくする気持ちを胸に、お店に向かった。担当してくれるのは、デザイナーでジュエリーコンシェルジュの浅川浩子さん。浅川さんが白い紙を数枚テーブルに並べ、鉛筆を取り出す。どんなデザインが生まれるのか、胸が高鳴る。
指輪のイメージは漠然と決まっていた。ハワイを代表する花、プルメリアを中心に、ハイビスカスなど南国の花が咲き乱れる様子を表現してほしい。さらに、筆者の誕生月である3月の誕生石・アクアマリンを入れてほしいとお願いした。
右手薬指で作りたいと話し、手を見せる。浅川さんは「薬指と小指の間に比べて、中指と薬指の間の方が水かき部分に高さがあるので、デザインに動きがあってもお似合いになりますね。あるいはお花の形をより重視して、真っすぐでもいいかなと。デザインに合わせて見比べていただこうと思います」と提案してくれた。
人により、水かきの高さ、ラインは異なる。そのラインに沿わせる形でリングをデザインすると、指がより長く美しく見えるそうだ。筆者の場合は、中指から小指にかけ、右下がりのデザインだときれいに見えるという。
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