歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)が23日、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなったことを受け、東京都内で記者会見を行った。会見での主な発言は以下の通り。
「昨日夜に妻麻央が、旅立ちました。家族の時間や、家族でしなくてはならないこと、家族で話すべきこと、子どもたちとのこと、そういった中で、思った以上に皆さまに伝わるのが早かったということで、多くの方にご迷惑の掛からないように、そしてまた、ブログや、アナウンサー時代から妻のことを応援してくださった方々にご報告ということで、このような時間を設けさせていただきました」
―どなたがみとられて、どんな言葉を交わされましたか。
「私は昨日も舞台で、それまで(麻央さんの姉の)麻耶さんと麻央のお母さんがずっと看病してました。私は舞台が終わった後に別の撮影があり、その後にまた別の稽古がございました。その時に、お母さまからLINEが来てたんですけども、見ることができませんでした。約1時間半ほど遅れて見た内容が、具合が悪い、お医者様も来ていて、家族を呼んだ方がいい、というような内容で、急いで家に帰ったわけです」
「(帰宅すると)まだ麻央はこの世にいてくれて。呼吸が苦しそうだったので、私がちょうど妻の前に座って。一昨日まではしゃべれたんですけど、昨日はずっとしゃべれずに。息を引き取る瞬間、私は見てました。その時、これは本当に不思議なんですけど、『愛してる』と言って、彼女がその一言を言って、本当にそれで、そのまま、旅立ちました」
―「愛してる」という言葉は麻央さんはちゃんと受け止めたように見えましたか。
「いや、僕が言ったわけではなくて、彼女が旅立つ間際に『愛してる』、『る』が聞こえたか聞こえないかちょっと分かんなかったですけど。『愛してる』と言って旅立ったのが、まあ何と言うんでしょうか、愛されていたのはよく分かってたんですけど、最後の最後まで愛してくれていたことに、何とも言えませんね」
新着
会員限定