2016年2月26日、Jリーグ2部(J2)横浜FCのFW三浦知良が49歳の誕生日を迎えた。1993年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でJリーグ初代MVP、日本代表の大黒柱として活躍し、今なお現役を続ける日本サッカーのレジェンドは、誕生日の記者会見に鮮やかな青のスーツ姿で登場。報道陣から贈られた49本のバラを手にバースデーケーキのろうそくを吹き消すと、開幕を2日後に控えた今季の意気込み、現役続行への思いなどを語った。
記者会見の主な一問一答は次の通り。
―49歳おめでとうございます。
こうやってみなさんに毎年祝ってもらって、このときに1年1年を積み重ねたんだな、と実感します。それから、グラウンドでも選手全員からハッピーバースデーを歌ってもらって、監督からも祝ってもらって、本当に幸せ者だなと毎年感じます。
―49本のバラとケーキを見て。
本当に、こういう機会をいつもつくってもらえて、いつも大体シーズン直前でこういう風に集まってくれて、常にモチベーションは高いつもりでいるんですけど、こうやってみなさんにやってもらえると、さらにモチベーションが上がるというか、開幕に向けてよりいっそう気持ちが強くなる実感がありますね。
―衣装について。きょうの衣装をどういう気持ちで選んだのか。いつごろから選んでいたのか。
コンセプトは、去年の48歳になったときから考えてますので。つくり始めたのは10月くらいからですかね。毎年、2年前がちょうど白でしたから、白で赤で青。だんだんきつくなってきますからね。僕の趣味というか、スーツ、洋服は好きなので。あんまり着ませんからね。普段。大体1年に一回か、クリスマスに着るくらいで。こういう場を与えていただいて、つくった洋服を披露できるのはうれしく思います。
―どのくらいの金額…。
スーツですか? これはたぶん60万くらいだと思いますね。
―お気に入りのブランドは…。
それはないです。8年前くらいからつくってもらっている人がいて、その職人さんにずっとつくってもらっていますので。
―来年の誕生日は違うコンセプトで…。
きょうからその作業に(笑)。
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