ウィンターブレイクも終わり、ブンデスリーガも後半戦がスタートした。このウィンターブレイクはクリスマス休暇を軸として、ブンデスの場合は約1カ月という長期間にわたる。4大リーグと言われるイングランド・プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、イタリア・セリエAと比較しても飛び抜けて長い。とはいえこの間、選手達の完全オフは1週間から10日程度。その後は、各クラブそれぞれキャンプを行う。
キャンプ地の大半は国外。例えば今季は、香川真司のドルトムントはアラブ首長国連邦のドバイ、内田篤人のシャルケは米フロリダ州オーランド、武藤嘉紀のマインツはスペイン、原口元気のヘルタはトルコ…といった具合だ。共通点はドイツ国内よりも気温が高く、日照時間が長い土地であるということ。Jリーグの各クラブが始動期に九州各地や沖縄、グアムなどでキャンプを行うのと同じことだ。
私も彼らに倣ってというわけでもないが、寒いドイツを離れカタールの首都ドーハにAFC・U23選手権、つまりリオデジャネイロ五輪予選の取材にやって来た。もちろんブンデスのキャンプ取材も可能だったが、少しでも温かく、明るい日差しがある中で、日常から離れた取材が魅力的で刺激的だと踏んだわけだ。
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