多くの名選手たちも、優勝のトロフィーを掲げている。米ツアーとの共催となる前の99年以前では、飛ばし屋ローラ・デービース(英国)が2勝。ヘレン・アルフレドソン(スウェーデン)は99年以前の2勝を合わせ、大会計3勝をマーク。優勝者のリストを見ると、00、02年と勝ったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、ジュリ・インクスター(米国)、カリー・ウェブ(オーストラリア)、ポーラ・クリーマー、ナタリー・ガルビス(ともに米国)、スサン・ペテルセン(ノルウェー)らビッグネームがずらりと並ぶ。
最近はアジア勢が強く、宮里藍が初めて勝った09年以降、昨年までの6年のうち、日本と韓国で5勝を挙げている。申ジエ、朴仁妃(パク・インビ)、昨年の金孝周(キム・ヒョジュ)が宮里に続いた。
米ツアー通算72勝のソレンスタム、41勝のウェブ、31勝のインクスターと、女子ゴルフ界に不動の地位を築いたレジェンドたち。今後、その仲間を果たしていきそうな朴仁妃は既にメジャー7勝、申ジエもメジャー2勝を挙げている。これだけ実力者が優勝を果たしていることから見ても、大会が13年からメジャーに昇格した措置は、正当なものだったと言えるだろう。WOWOWでゴルフ解説者を務める東尾理子プロは「エビアンには、それだけメジャーにふさわしいコースや条件がそろっているということでしょう」と話す。
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