日本ラグビー協会は2015年8月31日、ワールドカップ(W杯)イングランド大会(9月18日開幕)に出場する日本代表選手31人を発表した。エディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)と代表メンバーらによる記者会見での主な発言は以下の通り。
岡村正会長 2019年W杯を戦う31人が決定した。これまで培ってきた努力に対して敬意を表し、日本代表選手として誇りと自信を持って戦ってきてもらいたい。目標の8強進出へ、最後の最後まで諦めず、全て出し切ってほしい。エディー・ジョーンズHCは、「JAPAN WAY」を掲げ、史上最強のチームをつくってくれた。この大会を最後にコーチを退くことになるが、新しい道での成功を祈念したい。HCの最大の成果を残す集大成の大会とするよう、選手、スタッフにお願いしたい。2019年、日本でアジア最初のW杯が開かれる。そのためにも今大会は大事な大会です。日本代表の活躍が、世界中のラグビーファンの目を集めることが重要です。一人一人が魂を持って戦うことで、実現する。選手たちは、W杯という舞台で存分に力を発揮し、笑顔で帰国してほしい。
ジョーンズHC 今ここにいる31人は非常に努力をしてきた。その末にスコッド(代表メンバー)に選ばれ、一人一人が責任を持って戦う。この選手たちは4年間、日本のラグビーを変える気持ちで戦ってきた。そして、究極の試練が待ち構えている。W杯では、トップ8に残りたい。W杯で一番印象に残るチームを目指す。あした成田空港を胸を張って出発し、帰る時も胸を張って帰って来る。31人のスコッドと同じように努力してきたメンバーに外れたと伝えるのが一番つらかった。その選手たちに感謝を伝えたい。スコッドがその責任も持って戦ってくれると信じている。協会のサポート、スポンサー、ファン、トップリーグの各企業、各大学にも感謝している。選手たちの家族にも。スタッフと31人の選手たちで、希望を胸にW杯へ向かう。その思いを結果で残したい。世界中のラグビーファンに、日本もラグビーに真剣に取り組んでいる国という印象を与えたい。日本に特化したユニークな戦い方を見せたい。
話題のニュース
会員限定