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準優勝なでしこ帰国、会見詳報

最後まで一丸

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で準優勝した日本代表(なでしこジャパン)が7日、帰国し、大勢のファンから出迎えを受けた。

 佐々木則夫監督、宮間あや主将、日本サッカー協会の野田朱美女子委員長が選手団を代表して千葉・成田市内のホテルで記者会見。佐々木監督は「決勝は大差がついたが、選手たちは最後の最後まで頑張ってくれた。終了のホイッスルが鳴った時は悔しさもあったが、選手はよくここまでやってくれたなというすがすがしさも、正直あった」と心境を話し、宮間主将は「目標としていたものに一歩届かなかったが、できる限りのことはチーム全員でできたと思う。その時にできる最良の判断、最良のプレーを全員でしたと思うので、そういう意味での後悔はないし、最後までチーム全員で走り切れたと思う」と大会を総括した。

 会見の内容は次の通り。

 【野田女子委員長】 こんにちは。本日カナダから日本チーム全員無事帰国いたしました。成績はみなさんご存じのとおり準優勝ということで帰ってまいりました。キャプテンはとても責任感が強いので、決勝戦の後、申し訳ないという言葉を口にしていましたが、選手は本当に一丸となって、最後まで戦ってくれたと思います。

 現地の方、現地でたくさんの方々に助けてもらったり、応援したりしてもらいました。それから、日本からたくさんの人が駆け付けてくれました。それと、日本でも多くの方たちが応援してくれたことを聞いています。

 1カ月以上に渡る間、なでしこジャパンを応援してくれた全ての方々にこの場を借りてお礼を言いたいと思います。ありがとうございました。このともしびを消さないように、私も責任を持って女子サッカーの発展、普及を、選手の涙を無駄にしないようにしっかり考えていきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

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