山陽新幹線の開業40周年を記念し、JR西日本は2015年5月に新幹線基地「博多総合車両所」までの見学ツアーを実施した。
名づけて「500系新幹線に乗ってカンセンジャーと行こう 博多車両基地大冒険!」
山陽新幹線の公式キャラクーであるカンセンジャーが乗り込み、車内で子供たちや父兄らとふれ合ったりする楽しいイベントだ。
JR西日本の社員約200人による手作り感あふれるツアー。企画段階から何度も打ち合わせをし、タイムスケジュールや機器の整備に至るまで入念な準備をした。その甲斐あって、参加したお客さんたちから、「楽しかった」「心温まるツアーだった」などの感想も届く大成功のイベントになった。
午前8時8分発の500系新幹線が新大阪駅のホームを滑るように出発した。「カンセンジャー」と、「カンセンジャージュニア」をラッピングした団体専用の臨時列車。新神戸や岡山、広島からも続々と乗ってきて、8両編成の車内は約500人の老若男女でいっぱいになった。
車内は、40周年を記念するポスターや5連フラッグなどできれいに飾られている。座席のテーブルに、ハンバーグをメインにした「40周年オリジナルカンセンジャー弁当」も用意されていた。お土産は、当日限定のオリジナル記念品。カンセンジャーなどの絵が入ったエコバッグ、バッジ、クリアファイル、ペーパークラフト、絆創膏、それにスマートフォンなどで使うイヤホンジャック・ストラップ…。大人でもワクワクしそうなほどの種類がそろっていた。
車掌やパーサーとのふれあい、子供用の乗務員制服を着ての記念撮影、最終の8両車に用意された子供用運転台の操作…。新幹線を愛する子供やお父さん、お母さんにとって、夢のようなひとときが流れていった。
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