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佐村河内守氏謝罪文

お詫び(4)

 私がやってきたことは売名行為と見られても仕方のないことです。私自身、そういう気持ちが一方にあったことはまちがいありません。しかし、ある時期からは被爆者や震災の被災者の人たち、障害を持った人たちの助けになればという気持ちもまちがいなくありました。

 もちろん、今となってはそのような事を言っても信じてもらえないかもしれませんが、心の中には、いくつもの思いがあったことも確かなのです。

 しかし、私の気持ちを信じてくださった方々に、もっと大きなショックを与えてしまったことになります。本当に取り返しのつかないことをしてしまったと思っています。

 もう一つ、弁護士さんにはじめにお願いしたことなのですが、私が新垣さんに作ってもらった楽曲は、私のことさえなければ、きっと後世に残るはずのものですし、今はこの楽曲が生かされ、少しでも周りの方々の被害が少なくなるようにしてもらいたいと思います。

 最後になりますが、やっと気持ちが整理できましたので、近い内に必ず公の場で謝罪をさせていただきます。

 本当に申し訳ありませんでした。

 平成二十六年二月十一日
 佐村河内守

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