会員限定記事会員限定記事

佐村河内守氏謝罪文

お詫び(3)

 それと、いくつかご説明させて下さい。

 もちろん、すべて真実をお話しすると決めたので、この後に書くことに嘘はありません。

 まず、私と新垣さんの関係は二人きりの秘密でした。この嘘がバレてしまうと、身の破滅になると恐れていたので、妻にも誰にも話していません。妻も新垣さんのことは知っていますが、現代音楽の専門家なので作曲の仕方などを教えてもらっているとしか説明していませんでした。

 また、新垣さんへの指示書を書いたのは私です。お義母さんに妻の筆跡だと言われていると聞いて驚きましたが、誤解です。何かの一部を妻に書いてもらったことはあるかもしれませんが、そのくらいです。私の実家にピアノがあったのは引っ越す前のことだったので、お義母さんの知らない時期のことです。

 もちろん、お義母さんの言われるとおり、私のせいで、妻にも辛い思いをさせています。妻が望むなら、離婚してもいいと思っています。そのことは妻の判断に任せます。

 それと私が被爆二世であることも真実です。私の両親は共に広島で被爆しています。二人とも被爆者手帳を持っておりますし、弁護士さんにも、写真で確認してもらっています。

新着

会員限定

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ