会員限定記事会員限定記事

佐村河内守氏謝罪文

お詫び

 今まで私の起こしたことについて深く謝罪したいと思いペンをとりました。そして、すぐに説明が出来なくて申し訳ありませんでした。弁護士さんにも本当のことが言えなくて、決断するのに時間がかかってしまったのです。また、私のせいで、多くの方々に大変な迷惑をかけてしまったことを心からお詫びしたいと思っています。

 私のCDを買った方々、応援して下さった方々、音楽関係の方々、私の嘘によって番組を作った方々、本やインタビューを記事を出して下さった方々、大切な本番の直前に騒動に巻き込んでしまった高橋大輔選手、被爆者の人たち、被災者の人たち、障害者のひとたち、広島市の関係者、友人、家族等、本当に多くの人たちを裏切り、傷つけてしまったことを、心からお詫びいたします。

 私がついた嘘は、新垣さんのことだけではありません。もちろん、新垣さんとの関係については、新垣さんが話しておられるとおりです。他にも、私の音楽経歴についても、大体新垣さんが話されたとおりです。今は、自分を偽って生きて来たことを深く恥じています。そして、私の要求に18年もの間応じて来たことから、人生が狂ってしまった新垣さんに対しても、お詫びしたいと思います。

 ただ、耳のことについては、新垣さんが、出会った初めころから聞こえていたはずだと言われていることは事実とちがいます。耳が聞こえなくなって手話サークルに参加して、それから聴覚障害2級で手帳をもっていることはまちがいありません。そして、耳が聞こえなくて、ひどい耳鳴りに悩まされ続けていたことは本当です。

新着

会員限定

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ