会員限定記事会員限定記事

虫ドル・カブトムシゆかりさんインタビュー

カブトムシと結婚!?

  家電、鉄道、グルメ…。昨今、特技や趣味を個性として前面に押し出す芸能人が多いが、虫に詳しい「虫ドル」として活動するのがカブトムシゆかりさん。1989年生まれで、「『カブトムシ家』に嫁いだ」と言うほどカブトムシにのめり込み、過去最多で同時に300匹を飼ったことも。「虫のかわいらしさを伝えたい」という彼女に、カブトムシへの思いや繁殖のコツなどを聞いた。

     ※     ※     ※

―今日はよろしくお願いします。早速ですが、お名前は何と呼んだらいいでしょうか?

 「カブトムシさん」はちょっと違うし、「ゆかりさん」だとこそばゆい(笑)。みんなは「カブちゃん」とか「おカブ」と呼んでくれます。

―個性的な芸名ですね。

 女性って、結婚すると姓が変わるじゃないですか。私の場合、「カブトムシ家」に嫁いだ気持ちで、「カブトムシ」は名字なんです。それに、普通の名前で芸能活動をしていて、「実は虫が好き」というのはストレートじゃない。虫に関する仕事をしたくて芸能界に入ったのだから、「絶対に虫の名前でやりたい!」という気持ちです。

―芸能界に入ったきっかけは?

 もともと不動産の会社で働きながら、「(昆虫をテーマにつづる)虫ブログ」をやっていました。それを見てもらって、「虫のアイドルをやってみないか」と誘われたんです。「虫ドルになったら、アマゾンの奥地にテレビ番組の企画で行けるのかな」といった軽い気持ちで(芸能活動を)始めました。

―以後、テレビやグラビアなどに出演していますね。

 私の場合、アピールポイントが「虫」と決まっているじゃないですか。だから、オーディションで自分さえ出せれば、あとは(番組などの)企画に合っているかどうかだけなので、自分のやりたいことができています。

 グラビアでは、水着を葉っぱ風にしたり、カブトムシの飾りを付けたりしてもらうのだけど、(普段の衣装に付けている)羽をもがれて普通の水着姿になったときは、どう立ち回っていいか分からなくて…。「ゆかりちゃん」と書かれていると、「どうしよう」と思ったり…。

新着

会員限定

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ