世界最大規模の国際商用車ショーがこのほど、ドイツ北部のハノーバーで開かれた。主力の欧州勢のほか、生産台数では群を抜く中国メーカーなど、前回を1割強上回る約1900社が参加。欧州域内の排ガス規制厳格化に対応、最新の技術を採用したハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などが展示された。
エコカー関連では、最大の展示施設を構えた地元の独ダイムラーが、子会社の三菱ふそうトラック・バス(川崎市)を通じ、欧州では初となる量産型HVトラック「キャンターエコハイブリッド」を出展。EV大型バン「スプリンターE―セル」を世界で初めて公開した。
ダイムラーは、走行中の空気抵抗を大幅に削減する「エアロダイナミクス」の技術を採用した大型トラック「アクトロス」も展示した。
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