東海大の菅野智之投手が2011年11月21日、神奈川県平塚市の東海大野球部合宿所で記者会見し、ドラフトで指名を受けた日本ハムの入団を拒否することを明らかにした。菅野投手と、同席した横井人輝監督の一問一答は次の通り。
-いつ決めたのか。
菅野「きのう。家族と話して自分の考えが固まったので、監督さんに話をした」
-理由は。
菅野「日本ハムに評価してもらっているのは光栄に思うが、自分の小さいころからの夢というのもそれ以上に強かった。回り道かもしれないが、もう一度、夢に向かって頑張りたい」
-ドラフトの前に日本ハムから挨拶があれば気持ちは変わったか。
菅野「それはわからない」
-浪人にはリスクもある。
菅野「ノーリスクだとは思っていない。険しい道になると思うが、それを自分の力に変えられるようにしたい。一回りも二回りも大きくなって来年のドラフトを迎えたい」
-ダルビッシュと一緒に投げる、という考えもあったように思うが。
菅野「それも考えたが、それ以上に強い思いがあった」
-いまの気持ちは?
菅野「しっかり自分の気持ちが固まったので、すっきりしている」
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