梅干しは胃がん予防の効果もある。胃がんにもつながるヘリコバクターピロリ菌の運動能力を抑制する物質が梅干しに含まれている。
糖尿病予防の機能もある。血糖値上昇や肥満をつながる酵素「α-グルコシダーゼ」の働きを阻害する成分が、梅干しには含まれているのだと言う。ほかにも、
1、食中毒予防…食中毒菌の増殖を抑制する「制菌作用」がある
1、動脈硬化の抑制…アンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを調整し、血圧上昇を抑え、動脈硬化を防ぐ作用がある
1、血液がサラサラに…梅干しに含まれるクエン酸がドロドロ血液の原因となる酸性を中和させ、血液を浄化させる
1、疲労回復…疲れの原因となる乳酸を、梅干しにたっぷり含まれる酸味の元「クエン酸」が抑制する
1、食欲増進…梅の酸味が体の消化器官を刺激し、唾液など消化酵素の分泌を促す
1、虫歯予防…虫歯の原因となるミュータンス球菌の活動を、梅干しに含まれるクエン酸が抑制
などなど。こうなってくると、「梅干しは万病に効く」という言い伝えも、さもありなん、と思えてきた。
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