敷地内では、燃料電池を搭載したバス「シタロ」も見ることが出来た。このバスは実際に、公共交通用として利用されている。
ダイムラーはアムステルダム、北京、ドイツのハンブルク、オーストラリアのパースなど世界10都市で燃料電池バスを公共交通機関として使用する実証実験プロジェクト「HyFLEET:CUTE」に、完成乗用車メーカーとして唯一参加する。車体を提供し、低コスト化やインフラ整備のノウハウを積み上げている。
筆者は1年前に別件でハンブルクに滞在したことがある。ハンブルク市民の間でも「水素バス」の通称でよく知られていた。モーアディエック氏によると「エンジン音がないので乗客の人気が高く、多少待っても乗りたいという人も多い」という。
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