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必ずくる震災で日本を終わらせないために~ホンネの防災、ホンキで実行~

シミュレーション「半割れ」

【時事通信社】

【時事通信社】

 1410兆円。2018年6月、土木学会が発表した南海トラフ地震の損害額推計です。地震発生後20年で日本は最悪、これだけの損害を受けるというのです。国の一般会計予算の約14倍。

 最悪で死者32万3000人。30年以内に発生する確率は70%~80%とされています。

 福和伸夫・名古屋大学教授は新著『必ずくる震災で日本を終わらせないために。』(時事通信社、2019年3月刊)で南海トラフ地震を、現実感を持って受け止め、対策を立てるよう訴えています。以下のシミュレーション「半割れ」は、この本の「序章」で、読者に地震を「我がこと」として受け止めてもらおうと、典型的な4人家族をモデルに描いています。

 「災い転じて福となせ」「ホンネの防災、ホンキで実行」。最悪を想定して、被害を最小に!シミュレーションをお読みください。(シミュレーションはフィクションであり、特定の人物や企業をモデルにしていません)

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