世界体操選手権の種目別男子鉄棒の表彰式で、金メダルを手にする内村航平。内村はリオ五輪で金メダル3個の予想。日本選手団全体では金14個とはじき出された=英国・グラスゴー、2015年11月1日【時事通信社】
スポーツやエンターテインメントに関するさまざまなデータを提供している米国の大手データ会社「Gracenote(グレースノート)」は5日、リオデジャネイロ夏季五輪の、開幕直前のメダル獲得予想を公表した。
2012年ロンドン五輪以降に実施された各競技の五輪出場資格試合の結果と、過去100年分を超えるオリンピックのデータを基に、独自にはじき出した。それによると、日本の金メダルは世界で7番目の14個。銀メダルは10個、銅メダルは12個で、合計では8番目のメダル36個を獲得すると予想した。金メダルは前回ロンドンの7個から倍増、メダル総数は2減という分析だ。
金メダル予想の内訳は体操4、柔道、レスリングが各3、競泳2、フェンシング、バドミントンが各1と予想した。
体操競技は男子団体が3大会ぶりに王座を奪還し、内村航平が個人総合を2連覇。男子種目別で、内村が鉄棒、初出場の白井健三がゆかに勝つと算出した。
柔道の金メダルは男子60キロ級の高藤直寿、同81キロ級の永瀬貴規、同90キロ級のベイカー茉秋。レスリングは女子53キロ級の吉田沙保里と同58キロ級の伊調馨がともに五輪4連覇を果たし、48キロ級の登坂絵莉も金メダルと分析した。
競泳は男子400メートル個人メドレーの萩野公介が前回の銅メダルから頂点の金へと躍進し、女子200メートルバタフライでは星奈津美が昨年の世界選手権に続いて優勝を果たすとはじき出した。
フェンシングでは男子フルーレで太田雄貴が昨年の世界選手権に続く金。バドミントンは女子ダブルスで高橋礼華、松友美佐紀を金メダルに推した。
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