「現代スーパーボクサー」

アンドレ・ウォード(米国)

 WBA・WBCスーパーミドル級、WBA・IBF・WBOライトヘビー級タイトルを獲得。
 32戦全勝(16KO)。1984年2月23日生まれ。オーソドックス。2004年アテネ五輪ライトヘビー級金メダリスト。同年12月にプロ転向し、09年に全勝のままWBAスーパーミドル級王座に就いた。
 スーパーミドル級(リミット76.20キロ)の重いクラスの選手だが、パワーに頼らない、シャープな攻防を見せる。速いジャブと巧みなフットワークで相手をかく乱。いまだに無敗をキープしている。スーパーミドル級トーナメント「スーパー6(シックス)」でも、11年12月の決勝戦に余裕で進出。WBC同級王者カール・フロッチ(英国)にスピードの差を見せつけ3-0の判定で勝利し、トーナメント優勝を果たすとともに2団体の王座を統一した。
 16年11月には、WBA・IBF・WBOライトヘビー級統一王者セルゲイ・コバレフ(ロシア)を判定勝ちで下し、2階級制覇を達成した。(2017/09/22)

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