「現代スーパーボクサー」

山中慎介（帝拳）

ＷＢＣバンタム級世界戦の６回、アンセルモ・モレノ（右）に左ストレートを見舞う山中慎介。７回１分９秒ＴＫＯ勝ちし、１１連続防衛を果たした＝２０１６年月９月１６日、エディオンアリーナ大阪【時事通信社】

　ＷＢＣバンタム級チャンピオン。
　２６勝（１８ＫＯ）２分け。１９８２年１０月１１日生まれ。サウスポー。２００６年にプロデビュー。１１年１１月、ＷＢＣバンタム級王座決定戦でクリスチャン・エスキベル（メキシコ）にＴＫＯ勝ちし、無敗のまま世界王者となる。
　左ストレートを武器にバンタム級の頂点に君臨。初防衛戦で、フライ、スーパーフライの２階級を制したビック・ダルチニャン（オーストラリア）を下し、日本国内では抜きん出た存在となった。以降、アンセルモ・モレノ（パナマ）ら強豪を退けて１１度の防衛に成功。海外進出や他団体王者との統一戦を熱望している。（2016/09/20）