「現代スーパーボクサー」

フロイド・メイウェザー(米国)

 WBCスーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級、ウエルター級、スーパーウエルター級のタイトルのほか、アトランタ五輪ではフェザー級銅メダルを獲得。プロ戦績49戦全勝(26KO)。
 1977年2月24日生まれ。オーソドックス(右構え)。WBCスーパーフェザー級からスーパーウエルター級まで、無敗のまま5階級制覇を達成した。2008年に現役引退を表明したが、翌年、ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)とのノンタイトルマッチで復帰、大差判定勝ちを収めた。
 史上最速のボクサーと言われ、巧みなボディーワークで相手をほんろうする。階級を上げるにつれ、相手に押される場面も増えたが、正確無比なカウンターと曲芸のような高速連打で勝利を積み重ねてきた。30代後半になってもトップに君臨するスーパーボクサー。2015年9月、49連勝でキャリアを終えたが、2度目の復帰は誰もが望むところだ。(2015/09/14)

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