Ｗ杯２０「１４」スター候補

ルイス・スアレス

Ｗ杯南アフリカ大会韓国戦で、先制ゴールを決めガッツポーズするウルグアイのスアレス（南アフリカ・ポートエリザベス）＝２０１０年６月２６日【ＡＦＰ＝時事】

　ウルグアイ代表ＦＷ。アヤックス（オランダ）→リバプール（イングランド）。１９８７年１月２４日生まれ。
　２００９―１０シーズン、オランダのアヤックスで３３試合に出場し３５得点。驚異的な得点力をＷ杯南アフリカ大会でも発揮し、３ゴールを記録している。特に決勝トーナメント韓国戦での２点目は、圧巻の一言。ペナルティーエリア内でパスを受けたスアレスは、左サイドからファーポストを狙ったシュートを放つ。カーブがかかったボールはゴール右隅に突き刺さり、チームを勝利に導いた。準々決勝ガーナ戦の「神の手」ハンドも含めて、スター性は十分だ。
　２０１１年１月、アヤックスからリバプールへ移籍。移籍金は、２６５０万ユーロ（当時のレートで約２９億６０００万円）。（2011/01/31）