1941年米ミネソタ州のユダヤ系移民の家庭に生まれる。ロックンロールに憧れる少年時代を過ごしたが、次第にフォークソングに傾倒。ニューヨークに出て、1962年にレコードデビュー。フォークの貴公子と呼ばれ、「風に吹かれて」「時代は変わる」などのプロテストソングをヒットさせた。
その後、次第に電気楽器を取り入れたロック寄りの音楽に近づき、65年に「ライク・ア・ローリングストーン」が大ヒット。アルバムも好評で、ビートルズをはじめとする英国勢に押されていた当時の米国のロック界で、ひとり気を吐く形となった。現在も渋みの増した声で作品を作り続けている。
優れた曲を書き、文学的な歌詞も高く評価されているが、決して美声とは言えず歌い方も時にぶっきらぼうに聞こえる。バーズの「ミスター・タンブリンマン」、ジミー・ヘンドリックスの「見張り塔からずっと」、ガンズ・アンド・ローゼズの「天国への扉」など、カバーがオリジナル以上に有名になった曲も多い。
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