昨年10月に開場した東京・豊洲市場(江東区)で15日朝、マグロの競り見学が始まった。国内外から大勢の見学者が訪れ、マグロ売り場に隣接した専用エリアで、活気ある取引の様子を真剣な表情で見ていた。
冷凍マグロ売り場が目の前に広がる見学エリアは、上部が少し空いたガラス張りで、競りが始まる合図の鐘の音や競り人の掛け声が聞こえる。見学者はガラスぎりぎりに近づき、大量のマグロを眺めたり、競りの雰囲気を楽しんだりしていた。
江東区在住で3歳の息子と訪れた女性は見学後、「市場独特のにおいがあり、声や音も聞こえて迫力があった。魚好きの息子がマグロを食べたいと喜んでいた」と、満足げな表情で話した。
移転前の築地市場(中央区)では、マグロ見学は現地での先着制だった。外国人などから大人気で、競りが始まる3時間以上前に並んでも見学できないケースがあったため、豊洲ではインターネットなどでの事前申込制に変更。定員の120人を超えた場合は抽選となる。
見学時間は午前5時45分から同6時15分まで。見学に申し込まなくても、一般客が入れる水産卸売場棟2階の通路から、ガラス越しにマグロ売り場を見下ろすことができる。(2019年1月15日配信)
〔写真上〕マグロ売り場に隣接したガラス張りの専用エリアで、競りの雰囲気を楽しむ見学者=15日午前、東京都江東区の豊洲市場〔写真下〕国内外から大勢の見学者が来場する中、行われたマグロの競り=15日午前、東京都江東区の豊洲市場
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