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角界「異名」列伝 ウルフの時代
「突貫小僧」
蔵間(右)を押し出しで下す富士櫻=1982年7月17日、愛知県体育館【時事通信社】
関脇・富士櫻 真っ向から当たり、きっぷのいい突き押し一筋の相撲で土俵を沸かせた。勤勉実直な稽古の虫で、憎めない笑顔。ベテランになってもこの愛称が似合った。麒麟児との激しい突っ張りの応酬は、昭和天皇「お好み」の取組だった。千代の富士にとっては同門の兄弟子で、いい稽古相手だった。大相撲古今「酒豪」番付・富士櫻
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