ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)
マスターズでは優勝3度。現行メジャーでは歴代4位の通算9勝を挙げ、全4大会に優勝している。1935年11月1日、南ア・ヨハネスブルク生まれ。170センチそこそこの小柄にもかかわらず、母国、欧州、米国などを精力的に転戦し、ニクラウスやパーマーらのライバルとして名勝負を繰り広げた。
母国との移動距離の長さを考えても、肉体的に大きな負担があったはずだが、地道なトレーニングを熱心に続け、体力を維持して克服、世界中で活躍した。
米ツアーで24勝、各地のレギュラーツアーで計110勝。その活躍はもとより、世界的なゴルフの普及・発展という点でも大きな役割を果たした。アフリカ勢、アジア勢、欧州勢など、米国以外の選手との距離が近く、サポート役、助言役としても面倒見の良さを発揮して慕われた。1961年には米ツアー賞金王。74年に世界ゴルフ殿堂入りした。
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