特集 マスターズゴルフ

名手(1)球聖

 ボビー・ジョーンズ(米国)
 オーガスタ・ナショナルGCを設計し、友人の実業家クリフォード・ロバーツとともに34年にマスターズ大会を創設した。

 1902年3月17日、米ジョージア州アトランタ生まれ。5歳でゴルフを始めると、23年に全米オープンを初制覇。全米オープンは結局最多に並ぶ4度勝ち、全英オープンは3度、全米アマは5度、全英アマも1度勝ち、当時のメジャー大会で通算13勝を挙げ、30年には当時のメジャー全4大会を制し、唯一の年間グランドスラムも達成した。

 アマチュア最強ゴルファーで、「球聖」と呼ばれ、史上最高の選手という評価もある。30年で競技の第一線から退き、自ら創設したマスターズには47年まで出場した。71年に69歳で死去。74年に世界ゴルフ殿堂入りした。

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