特集 マスターズゴルフ

伝説のショット(1)

 ジーン・サラゼン 1935年、最終ラウンドの15番(パー5)
 1934年に始まった大会への注目を一気に高める効果をもたらした一打だ。残り235ヤードを4番ウッドでとらえたサラゼンの第2打は見事カップインしてアルバトロス(ダブルイーグル)に。これでクレイグ・ウッドとトップに並び、36ホールのプレーオフの末に優勝を果たした。

 サラゼンにとって、これが最後のメジャー制覇。現在のメジャー4大会にすべて優勝した初めての選手になった。マスターズの15番でのアルバトロスは現在までこの1回だけ。ファンにお馴染みのマスターズの曲にも、「サラゼンのダブルイーグル」として歌いこまれている。

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