特集　マスターズゴルフ

名物ホール(5)

フィル・ミケルソン（米国）が１８番でティーショットを放つ。左右を木に囲まれ、右へ曲がっていくホールは、好位置をキープするのが簡単ではない（2010/04/11）【ＡＦＰ＝時事】

　１８番（465ヤード、パー４）
　世界で最も知られたフィニッシングホールの一つ。右ドッグレッグでフェアウェーの左右は林に囲まれ、曲げれば木の間から第２打を打つことになる。２００２年にティーグラウンドが約６０ヤード後方に移動したことでさらに難しくなった。

フェアウエー左に二つ、グリーン周りには手前と右にバンカーがあり、グリーンは手前へと傾斜している。第１打、第２打と好ショットを続けない限り、バーディーチャンスを迎えることはまれ。優勝を争う選手も、１～２打のリードでは全く気の抜けない最終ホールだ。