12番(155ヤード、パー3)
オーガスタ・ナショナルで最も有名なホール、世界で最も美しいショートホールの一つだろう。グリーン手前にはクリークが流れ、手前に一つ、奥に二つのバンカーが控える。グリーンは最も幅の狭い部分が10メートルほどしかなく、好位置に乗せるのは非常に難しい。
微妙な風が吹くために距離感が難しく、クラブの選択もポイント。グリーン手前が斜面になっているためクリークに落としての大たたきが頻発し、順位の変動をもたらすケースの多いホールだ。1980年にはトム・ワイスコフ(米国)が「13」をたたいた。1992年の最終日にはグリーン手前に転がったフレッド・カプルス(米国)のボールが奇跡的に傾斜の途中に止まってクリークに落ちず、優勝に向けたキープレーになった。
新着
会員限定