どう変わる?羽田空港

羽田発の海外ツアー拡充

 旅行各社が、羽田空港発の海外ツアー拡充に本腰を入れ始めた。10月から同空港で新滑走路の供用が始まって発着枠が拡大することに伴い、国際線の定期便が従来の中国や台湾、韓国向けだけでなく、欧米や東南アジアにも広がるためだ。料金は成田空港発のツアーより高くなる場合もあるが、各社は国内便から乗り継ぎやすい羽田の利便性などを訴え、新たな商機にしたい考えだ。
 JTBグループは7月下旬、羽田から米ハワイ・ホノルルやロサンゼルス、シンガポールなど22都市に10月以降に出発するツアーを発売した。羽田からの直行便がないタイのプーケット、米ラスベガスなどの人気観光地にも、海外での乗り継ぎ便を利用した羽田発のツアーも企画する。近畿日本ツーリストも8月、ハワイやパリ、米サンフランシスコなど9地域へのツアーを売り出す予定だ。
 エイチ・アイ・エス(HIS)も7月、ハワイやインドネシア・バリ島に向けた羽田発のツアー予約を始めた。「国際線は深夜の出発便があり、仕事帰りの出発でも大丈夫」などと羽田発のツアーをPR。成田に比べ、地方から国内線で乗り入れやすいメリットも生かし、積極的に売り込む。
ホテル業界も、羽田から海外に向かう旅行者を新たな顧客にしようと知恵を絞っている。プリンスホテルは、同空港に近い東京・品川や高輪にある4ホテルで、深夜出発の旅行者向けに客室を短時間利用できるプランなどを準備。「深夜以降のサービスや商品の強化を図る」と意気込んでいる。(2010年7月31日配信)

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