どう変わる?羽田空港

羽田国際線発着9万回超に

 前原誠司国土交通相は9日、このほど完成した東京・羽田空港の新国際線旅客ターミナルを視察後、記者団に対し、同空港発着枠の国際線への配分を現計画の年9万回からさらに増やしたいとの意向を示した。成田空港に次ぎ、羽田の国際ハブ(拠点)空港化を推進する狙いとみられる。
 羽田国際線への配分は、10月の第4滑走路供用時に昼間3万回、深夜早朝3万回、2013年度中をめどにさらに昼間3万回が決まっており、合計9万回となる。前原国交相はこれについて「9万回プラスアルファに広げていきたい」と述べた。13年度中をめどに増える全発着枠のうち昼間2.7万回分の配分が固まっていないため、このうちの一部を国際線に振り向ける意向を示したもようだ。(2010年8月9日配信)

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