無人機プレデター&リーパー

MQ-9「リーパー」

 米空軍のMQ-9「リーパー」は、無人機の中で最も高い攻撃能力を持つ。MQ-1「プレデター」の拡大改良タイプで、最初から武装偵察機として開発され、当初は「プレデターB」と呼ばれた。全長10.97メートル、全幅20.12メートルと、主翼が異常に長い形状なのはMQ-1と同じだが、全体のサイズは一回り以上大きい。
 エンジンもターボプロップに強化され、最高速度は時速400キロ以上になった。主翼下に設けられた6カ所のハードポイントに最大1361キロの外部兵装を搭載し、ヘルファイア・ミサイルのほかGBU-12レーザー誘導爆弾、GPS誘導のGBU-38JDAM爆弾などの精密誘導兵器を使用できる。
 センサー類もMQ-1より高度化されており、およそ1万5000メートルの上空からターゲットの情報を収集し、リアルタイムで管制センターに送信する。無人機としての機能、搭載兵器の破壊力はMQ-1をはるかに上回るため、米空軍は2015年までにMQ-9を341機調達し、無人航空戦力の主力に据える構えだ。

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