特集 米アカデミー賞

解説「17歳の肖像」

 デンマーク出身の女性監督ロネ・シェルフィグがメガホンを執った英国映画。主人公のジェニー・ミラーを好演した新人キャリー・マリガンは、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。

 1960年代のロンドンが舞台。ジェニーの両親は成績優秀な娘が名門オックスフォード大学に進学することを願っているが、本人はパリにあこがれている。ある日、年上の男性と恋に落ち、大人の世界を知り、人生の素晴らしさに目覚めていく。作品に描かれた60年代のポップカルチャーも見物だ。

 出演はほかに、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリーナ、オリヴィア・ウィリアムズ、ドミニク・クーパーら。

 アカデミー賞ノミネートは、作品賞、主演女優賞、脚色賞の3部門(受賞は逃す)。日本公開は4月17日。

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