特集 米アカデミー賞

解説「イングロリアス・バスターズ」



 鬼才クエンティン・タランティーノ監督の反ナチ戦争映画「イングロリアス・バスターズ」は、作品賞と監督賞を含む8部門でノミネートされた。

 映画の舞台は第二次世界大戦中、ナチスに占領されたフランス。レイン中尉(ブラッド・ピット)率いる「イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)」と呼ばれる連合軍極秘部隊はドイツ兵狩りで名を馳せ、ナチス総統ヒトラーを苛立たせていた。

 ナチスのプロパガンダ映画上映会にナチス高官が集まることが分かり、イングロリアス・バスターズのメンバーらは映画館爆破を企てる。

 「ユダヤ・ハンター」の異名を取る冷血漢、ナチスのランダ大佐役に扮(ふん)したクリストフ・バルツは助演男優賞を獲得した。

 日本でも公開中。

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