南アフリカ共和国からの報道によると、同国のズマ大統領(67)はこのほど、不倫相手との間に子供をもうけていたことを認めた。現在3人の妻を持つズマ大統領の子供はこれで20人となる。
ズマ大統領は声明で、子供を認知したことを確認するとともに、「相手方への金銭支払いなど、親としての責任を負う社会的義務は果たした」と強調した。サンデー・タイムズ紙によれば、不倫相手の女性は39歳で、2009年10月8日に女の子を出産したという。
与党・アフリカ民族会議(ANC)は先に、隠し子騒動について「法を犯したわけではない」と大統領を擁護する声明を発表。一方で野党などからは、国内でエイズ問題が深刻化する中、大統領自らが好ましくない事例を示したと批判する声が上がっている。(10年2月4日配信)
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