特集「緊迫!朝鮮半島」

北、短距離ミサイルを発射

 【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは2009年10月12日、北朝鮮が同日、東海岸で射程約120キロの地対地短距離ミサイル計5発を発射したと伝えた。北朝鮮のミサイル発射は7月4日以来3カ月ぶり。
 北朝鮮の金正日総書記は今月初め、中国の温家宝首相と会談した際、核問題をめぐる6カ国協議への復帰を示唆するなど軟化の兆しを見せていた。こうした中でのミサイル発射について、通常の軍事訓練の一環との分析がある一方、国際社会の関心を引くための挑発行動の可能性もあるとの見方が出ている。
 聯合によると、旧ソ連製ミサイルSS21を改良した「KN02」が午前に2発、午後に3発発射された。咸鏡北道舞水端里から江原道元山の間の東海岸一帯から発射されたが、移動式の発射台を利用したため、場所については特定できないという。
 北朝鮮はこれに先立ち、短距離ミサイル発射に備えて黄海と日本海に10日から20日まで船舶航海禁止区域を指定していたという。
 北朝鮮は2度目の核実験を実施した5月25日から同月29日にかけ、計6発の短距離ミサイルを日本海側に発射。また、7月2日に短距離ミサイル計4発、米独立記念日である同月4日にも弾道ミサイル計7発を日本海に向けて発射している。

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