喜びは比較にならぬほど大きい
=日米通算2000安打達成=
「プロに入った時、スカウトから2000本打てるぐらい頑張れと声を掛けてもらったことを思い出す。打った瞬間はもちろん感動したし、場内の観衆の反応に驚いた。でも、現役中は過去を懐かしまないというのがモットー。きょうのことは日付が変わるまでで終わりにしたい。米国は日本に比べて危機感の重みが違い、孤独を感じながら野球をしなくてはいけない難しさがある。でもそれだけに、できた時の喜びは比較にならないほど大きい」(05/22)
マリナーズの代表ではない
=球宴出場、低迷する球団見放すように=
「マリナーズを代表してここに来ている、という気持ちは少なくともない。4年連続で球宴に出ても、これだけ安打を打っても、(選手個人として)何かを追いかけている思いがある。だから(チームの代表とは)思わない」(07/14)
自分の安打とチームの勝敗は別物
=逆転負けの試合で3安打=
「自分が打てなくてもチームが勝てばうれしい、なんて言うのはアマチュア。チームが勝てなければ(ヒットを打っても)意味がない、ということは絶対にない。勝敗とは別のこととしてとらえている」(07/25)
今季最大の目標だった
=史上初の新人年から4年連続200安打=
「あと1本になってから、それ(記録達成)を楽しみに足を運んでくれた人もたくさんいたと思う。なるべく早く達成したかった。これが今季の最大の目標だった」(08/27)
野球人生で最高の瞬間
=年間最多安打の大リーグ記録更新=
「記録達成の瞬間の気持ちは、ちょっと言葉では言い表せない。僕の野球人生で最高の瞬間だった。(日本で年間210安打、大リーグ1年目に242安打を打ったが)今回は自分の技術を確立した上で残した数字。重みがまったく違う。
試合後(チームメートから)ビールをかけられた。最下位のチームでビールをかけられるとは思わなかった。チームメートとはあまり言葉でコミュニケーションができないが、ああいう時にベンチからみんな出てくれた。普段感じ得ない気持ちになり、熱くなった」(10/02)
現役中はもらう立場にない
=国民栄誉賞、2度目の辞退=
「国民栄誉賞は日本国民として最高の賞と考えており、大変光栄である。ただ、自分としては、まだまだやらなければならないことがあり、プレーを続けている間はもらう立場にはないと思う。途中で国家から表彰を受ければモチベーションが下がり、ピークが終わったのではないかと受け取られるとファンの方々にも申し訳ない。野球生活を終わり、本当にやりきったという時に、もしいただけるのであれば大変ありがたい」(政府に寄せたコメント)(10/08)
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