F35は米国だけでなく、他国も出資すれば計画に参加できる国際共同開発の形を取っている。英国はハリアー、シーハリアーの後継として短距離離陸垂直着陸型を空軍と海軍で導入する予定で、F35の開発プロジェクト初期から参加。その後、イタリア、オランダ、トルコ、カナダ、デンマーク、ノルウェー、オーストラリアなどもプロジェクトに加わった。参加国はF35を優先的に購入できるほか、自国企業が生産に関わることができるといったメリットもある。米国政府はF35を航空自衛隊のFXへ採用するよう呼び掛けているが、開発プロジェクトに参加していない日本が導入できるのは2015年以降。採用するにはFX計画のスケジュールを大きく変えなければならない。
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