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F35 実用配備は2012年以降

 米国政府は高価なF22の生産中止方針を打ち出したこともあり、コスト軽減が見込めるF35への期待を強めている。今後、地上基地で運用する空軍型(F35A)、海兵隊の強襲揚陸艦に離発着する短距離離陸垂直着陸型(F35B)、空母に搭載する海軍型(F35C)の順で開発が進む予定だ。2006年に全タイプの基本型とも言えるF35Aの実証機がロールアウト。08年には胴体中央に短距離離陸垂直着陸用のリフトファンを積んだF35Bのテストが始まり、その後、F35Cの開発に移行する。実用配備は海兵隊向けのF35Bが最初とされているが、早くても2012年以降と見込まれている。

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